こんにちは!気温もちょっとずつ高くなっている小樽。小樽に訪れた際には、小樽の新鮮な空気を味わってもらうために、大きく深呼吸してください。頭がスカッとしてリフレッシュできますよ!
さて、小樽へ観光や遊びに来たときに、「もうやることがなくて、どうしよう~」となったらぜひ訪れてほしい場所があります。
観光客を見かけたことがない場所で、なおかつ海景色が良くておすすめスポットがあります!その場所にいるだけで、小樽全体を見渡すことができますし、海・山・自然を堪能できますよ。今回はその穴場スポットをご紹介します。
観光客はほぼ0の穴場スポット!うまや
「うまや(厩)」というのは、もともと小樽の地名だったんです。現在は「手宮」になりましたが、今でも「うまや」というと地元小樽の人には通じます。
では、そのうまやというのはどこにあるのかというと、北防波堤の付け根にある岸壁の場所のことをいいます。正しくは「うまや町岸壁」。
うまやは地元の釣り人たちが賑わう場所でもあり、土日や平日関係なく多くの小樽の釣り人がいますよ。ちょうど私が訪れた日は、天気が良く大勢の人で賑わっていました。
ここから見る景色は特別で、小樽の象徴ともいえる「小樽天狗山」はもちろん「毛無山」や「小樽港」を眺めることができますし、小樽の全体的な景色、そして海と山の自然を堪能できるのです。タイミングが良ければ、小樽の遊漁船も見ることができますよ!
うまやへの行き方
詳しい場所はこちらです。
・バスの場合
小樽駅から「高島3丁目行」に乗車し、「手宮1丁目」で下車すると、もう目の前にうまやがありますよ!ちなみに小樽駅から電車でうまやへは行けませんので、バスを利用してください。
※時刻表はこちらをチェックしてくださいね!
●小樽駅前 ⇒ 高島3丁目 バス時刻表
小樽の象徴「天狗山」
3月下旬というと、本州であれば桜の開花情報など飛び交いますが、小樽はまだまだ雪が解けていなく、春に片足突っ込んでいるような季節です。なので、この時期の天狗山を見ると、スキー場のコースなどはっきりと分かりますよ!(ちなみに天狗山のスキー場としての営業は、2018年3月25日(日)の営業でラストです。)
「毛無山」も丸見え!
画像の右側の山に鉄塔が立っている山があると思いますが、その山が毛無山です。毛無山は標高548.2mで、この毛無山の中腹には、北海道ワインの工場があり試飲や購入をすることができます!時間がある人は一度行って見てください♪美味しいワインがたくさんありますよ!
小樽の港を一望!
小樽港の中でも一番はじにあるので、うまやからは小樽港全体を見渡すことができます。天気の良い日であれば、よく目を凝らすと遠くの防波堤で釣りをしている人の姿も見ることができますよ。ザ・港町を体感できます。
運が良ければ「遊漁船」が目の前を通る
小樽港内を運航している船はほとんど「遊漁船」なんですよ。遊漁船というのは、お客様に乗船してもらって、釣りや海の観光スポットなどへ行く船です。たま~~に漁師さんの船も見かけますが、ほとんどは遊漁船ですよ。
「うまや」は船の避難所にもなっている
このうまやをはじめとした小樽港というのは、他県漁師さんの避難場所にもなっているのです。2017年11月15日、おおしけ(大時化)によって宮城の漁師さんのイカ釣り漁船がたくさん停泊していました。そのときの様子がこちら。
波が大きくうねっており、大きな船を止めているロープがブチンッと切れたり、船と岸壁の間に入れているフェンダーが海に散乱していたりしたのです。
ちょうど一人の男性が船内からデッキに出てきたのでお話を伺うと、「安心して寝れない」「ロープが切れるんじゃないかと心配で様子を見に出てきた」と緊迫した状況の中、お話してくださいました。
小樽港は、他県からも大時化&悪天候のときにも一時避難場所としても活用されているんですよ!
おわりに
「うまや」というのは、昔にあった地名で現在の「手宮」。うまや町岸壁は今でも名前として使われており、「通称うまや」で通じます。海・山・自然・街をうまやからは一望できるので、観光客の人とは一味違う小樽の景色を楽しめます!ちなみに、話しかけずらいオーラを出している釣り人に、思い切って話しかけると、意外と気さくに話してくれますよ♪
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